大分県は、温泉をはじめとする豊かな観光資源に加え、ラグビーワールドカップ2019™の開催を間近に控える等、インバウンドの受け入れを積極的に行っており、受け入れに向けた準備が求められている状況にあります。今回の実証実験では、訪日外国人観光客との接点の多い、株式会社ふたばタクシー様(大分県大分市)、杜の湯リゾート様(大分県別府市)、杜の湯ゆふいん泰葉様、白池地獄様(大分県別府市)にご協力いただき、レンタルタブレット「タブシェルジュ」に搭載した「翻訳機能」と「ツアーガイド動画」を実際の環境で利用していだき運用実験と効果測定を行います。
●タブシェルジュ機能① レンタルタブレットで円滑な会話が可能に
1台のタブレットを導入することで、英語に限らず100以上の言語翻訳が可能。高齢化が進む現場でも、大きな文字で表示され、新たに語学を学ぶ必要も、通訳スタッフを雇う必要もありません。
●タブシェルジュ機能② 「新観光商材」のご提案
翻訳機能と共に、日本語を含めた6言語(※1)で観光紹介するツアーガイド動画を搭載。このツアーガイド動画は、旅行業、交通産業、宿泊業など観光産業を行っている企業様を対象とし、タブレットレンタルという形で自社サービスとして有償無償を問わず独自に提供できる観光商材を想定しています。観光客がタブレットを手に、地図を見ながら登録された観光スポットを散策し、到着した観光地では地元の留学生による母国語で解説されたツアーガイド動画を見ながら、歴史や見所を周遊することができる、新たな観光商材です。(※2)。
(※1)観光動画の対応言語は、日本語、英語、韓国語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、タイ語の6言語を配信予定。(※2)リリース時の観光動画ツアースポットは大分県別府市周辺の10スポットを想定。